澁谷正史研究所長は、宮城県立がんセンター・島 礼研究所所長の招きにより、本年2月18日に同センター研究所において腫瘍血管新生に関する特別講演を行いました。
また、澁谷所長は第81回日本循環器学会の山岸正和会長の要請により、3月18日に金沢市で開催された同学会学術集会において真下記念講演の講演者を務めました。真下記念講演は、昭和13年-20年に日本の循環器学の基礎を築かれた真下俊一教授(京都帝国大学)を記念するものです。(下の写真は本学会のプログラム集表紙)
北里大学の馬嶋教授は、澁谷正史研究所長と共同研究を行い、VEGF受容体-1のシグナル伝達が糖尿病における創傷治癒のおくれを改善することを明らかにし、欧文論文を発表しました。
Okizaki S, Ito Y, Hosono K, Oba K, Ohkubo H, Kojo K, Nishizawa N, Shibuya M, Shichiri M, Majima M. Vascular Endothelial Growth Factor Receptor Type 1 Signaling Prevents Delayed Wound Healing in Diabetes by Attenuating the Production of IL-1β by Recruited Macrophages. Am J Pathol. 186(6):1481-98, 2016
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